スキャポライト丸玉ビーズ

スキャポライト【scapolite】
スキャポライトは、アルミニウム、カルシウム、ナトリウム等を成分として含むケイ酸塩鉱物の一種です。通常結晶は白や灰色がかった白を示し、なおかつ不透明です。ただし、1801年、イタリア・ヴェスヴィオスのサンマ山で発見された、スキャポライトの1亜種「メイオナイト」（meionite）は、ガラスのように透明な結晶を有しています。 モース硬度は5-6、比重は含有成分により変動しますが、おおむね2.5-2.7程度です。 スキャポライトの生成は、雲母（うんも）や高陵石（カオリン）の形成、及び風化作用に大きく依存していますが、こうした複雑な生成過程と含有成分の変動とがあいまって、スキャポライトには非常に多くの亜種が存在します。

鉱物学データ
英名 scapolite
和名 柱石
組成 Ca4(Si， Al)12O24(CO3，SO4)Na4(Al， Si)l2O24Cl
色 ピンク、紫、青、黄色、灰色、無色
光沢　ガラス光沢
結晶系 六方晶系
硬度　5-6
比重 2.5-2.7

伝承など
スキャポライトは、骨や歯の病気の治療、呼吸器官の不調を改善する、などに用いられた歴史を持つ宝石です。

パワーストーン 意味
スキャポライトは、人への依存心を取り除いて、精神的な自立を促す石。過去のトラウマを癒し、未来に対する不安を取り除く効果がある。
打ち込める趣味や楽しみを見つけ、幸福感を得るためにも効果のある石。どちらかを選ばなければいけない、人生において時として突然訪れる大事な判断の場面で、無意識のうちに選択した結果が、正しかったという方向に導くパワーを持つといわれています。