宝石ハックマナイトはフィンランドの学者ビクトル・ハックマン(V.Hackman)によってロシアのコラ半島で最初に発見された「天然ソーダライト」の変種です。
この天然ソーダライトに微量に含まれる硫黄の影響によって紫外線を照射すると色が変り、紫外線照射を止めると元の色に戻る特徴を持っています。そして照射時間を長くすればより濃い色に変化をし、元の色に戻るにも時間を少し長く有します。
こうした特徴を持つハックマナイトは天然ソーダライトの中のごく一部にしかなく、稀少な宝石であると同時にコレクターストーンとしても人気のある宝石となっています。
産地としてはミヤンマー、カナダ、ブラジル、アフガニスタンなどが挙げられておりますが、今回のものはミヤンマー産で、宝飾加工品やルース、ラフカットとしてしか流通していなかったハックマナイトを初めて丸玉ビーズに加工したものです。
中でも原石の構造上大粒のビーズが取り出しにくい13ミリを含むビーズのご紹介です。
機械加工では粉々になるものが多い構造上の問題ですべて手磨きに変更されたものですが、原石時の溝や穴あけ時の欠損の生じる比率が高く、照射時の変化も含めて状態の良いものは大玉においては非常に少なくなります。
こうしたことを踏まえて、弊社なりの等級によって分類、価格付けをいたしました。
画像では左側が通常の照明下、右側が紫外線照射後の撮影で表示しており、拡大画像では上段が通常の照明下、下段左が遮光した状態からすぐに撮影、右側が約20秒間紫外線照射した後の撮影画像となっております。
アクセサリー、ブレスとしても、またストーンコレクションの一つとしても如何でしょうか。溝などの欠点が有ったとしても、半円のルースとしてみれば完璧な宝石として扱えます。いろいろご活用されてみては如何でしょうか。
一般市場価格より2割以上お安くなっております。
※ブラックライトの照射の角度によっては画像と色合いが微妙に異なる場合があります。
画像は全体的に赤味を帯びていることもご承知おきください。
Power Stone
深〜い眠りからさめ、未来への夢や希望に導いてくれる力がある。